35.真似をすべき人物
いままで出会った人の中で、何人かは感銘を受けてその人の生き様を研究し、真似をすることは必ずあると思う。
ストイックで常に上を目指す人は、成功者の話をしっかり聞いて理解し、自分にどう活かせるか考え行動をするはず。
それをするかしないかで、
成功者となれるか否か、大枠が決まると私は思う。
しかし世の中そんなに甘くはなく、
そういった心の隙を突き、人を騙し、儲ける悪い人間もたくさんいることを知ってほしい。
誰しも楽して稼げるなんてことは、
一般人には決して無い。断じて。
金持ちの息子も、先代が培ってきた土俵を守ることに必死であり、最初から努力せず金持ちの家系を築きあげられるものでは無い。
そういう影響力のある真似したい人物と会う機会がないから、自分には無理だと思うのは大きな間違い。
自分の考え方や行動によって、出会う人物も変わることを考えてほしい。
生まれ育った環境は自分では変えられない。
その家族として産まれたのだから。
だが、今の職場は誰が選択したか?
自分ではないだろうか。
同じ社内に留まらず、様々な企業の人たちと自分から率先してパイプを作っているか?
職人さんだって、親方の真似をする。
そう考えると、自分で殻に閉じこもるより、どんどん様々な人と自ら率先して交流すべきではないだろうか。
その中で、真似したい人物を見極め、
自分流にし、独立すべきではないか。
私はまだ36歳の若輩者だが、
様々な方達にほぼタダで教わってきた。
それは、自分から尊敬する方に可愛がられようと動いているから。
出会った人の数だけ、選択肢も増え、
自分が成功者となる近道になると私は思う。
以前の同僚は、私の何十歩も先を進んで成功者となった。
それは彼がやはりそういった行動を起こしているからだ。
私は彼の真似をし、失敗を繰り返し、
いつか成功者となった自分をイメージし、
それに向かって努力をする。
出会うことも努力である。