ケンジ流 部下の育て方と上司の在り方と接客業と

いかに部下を自分色に染めていくか

56.意思が伝わらない

自分の指導が正解なのか。

いつも自問自答している。

 

店舗の業績は、

自分自身の力ではなく、

動いてくれる部下の成果によって構成される。

 

いかに部下を自分と同じ、

能力、仕事量、速さ、

そして同じ意思で働いてもらえるかどうか。

 

これに尽きる。

 

部下それぞれに長所短所、

あとはセンスが異なるため、

自分に近づくスピードは様々。

 

どんなダメ社員といわれる人だって、

大器晩成と信じて根気よく育てれば、

いつか花開く。

 

しかし問題なのは、

仕事に対しての考え方、やる気、意思を、

同じ色に染め上げることが難しい。

本当に難しい。

 

私的にどうやっているかというと、

仕事以外にも関心を持って会話をすること、

今現在どういった気持ちで日々働いているのか理解してあげること、

出勤時退勤時両方、笑顔で挨拶すること、

自分自身、人として尊敬されること、

である。

 

これを一年二年、ずっと継続して行う。

 

自分の人生において、

付き合わなくてもよい人など腐るほどいるが、

自分もそうなってはいないだろうか。

 

人は、

自分にとって有益となる人としか、

長く付き合いたくないものだ。

 

みんな都合よく考えている。

自分さえ良ければ良いと。

言い方悪いが。

 

その中でも、

部下に自分が有益な人物でなければ、

そう思われなければならない。

 

つまらない小さな事でカリカリせず、

ドンと構えよう。