ケンジ流 部下の育て方と上司の在り方と接客業と

いかに部下を自分色に染めていくか

10.典型的仕事出来ない部下の教育方法

部下は上司を選べない。

上司はもっと部下を選べない。

 

全員がスキルの高い社員とは限らず、

入社当初の過去の差は必ずある。

 

その中でも、出来の悪い社員を、

どうやって出来る社員にするか。

どの企業でも、人材育成には特化していると思う。

 

最大の難題。

 

私が今まで育ててきた経験からだと、

まず各々タイプがある。

長所短所。

得意不得意。

全く良いところゼロは、いないと思って教育にあたる。

 

人間、どこか良いところは必ずあるはず。

それを見極めるのが、人の上に立ち仕事する者の使命では。

 

こまかーいところまで見てみてほしい。

たとえば、会話。

何かの話題になるとよく喋ったりしていないだろうか。

たとえば、行動。

急に動きが良くなるタイミングがないだろうか。

たとえば、仕草。

その人のルーチンはないだろうか。

 

興味や関心があることに対しては、

価値観をオリジナルで持ち、率先して取り組んでいないだろうか。

 

仕事しないくせに、プロ野球だけは興味示すよな。

それはひとつのきっかけ。

そこから無理矢理仕事に繋がる会話にならないだろうか。

 

きっかけはなんでも良いと思う。

趣味から仕事に繋がると、仕事に興味や価値観をオリジナルで作り出し、

どんどん率先して取り組むはず。

 

個性を壊したりけなしては決していけない。

 

かたや泥臭く、コツコツと仕事をしたいタイプ。

かたや頭を使って、より効率よく要領よくやりたいタイプ。

かたや口下手だが、PCの扱いに長けてるタイプ。

 

ドラクエで戦士ばかりだとパーティーは全滅するのと同じ。

企業という組織は、個々の異なる能力の集合体。

それを上司がどう活かすか。

 

まず、

一度細かく部下を研究してほしい。

いつもと違う見方で。