ケンジ流 部下の育て方と上司の在り方と接客業と

いかに部下を自分色に染めていくか

24.良い慣れと悪い慣れ

良い慣れとは、

仕事になれて考えるよりも行動に出せるようになり、

一度成功した仕事を次は短い期間でまた成功させることが出来る。

仕事に余裕が生まれ、良いアイディアを出せるようにもなる。

経験を積み、顧客に対しても落ち着いて対応出来、

クレームなどにも対応できる。

 

逆に悪い慣れとは、

マンネリ化し仕事に対してのモチベーションが下がる。

毎朝出勤し、同じ仕事を繰り返し、飽きる。

上を目指す志が無ければ、辞めたいという心理も働いてしまう。

仕事が段々適当になり、

普段しないミスもするようになる。

 

これは、

誰しもが毎日どっちの慣れも経験する。

長く勤めるが所以。

 

そこで上司からの指示出しが重要となる。

仕事に飽きさせず、8割以上前向きに取り組んでもらうための指示を出す。

 

仕事に変化をつけること。

慣れてきたなと感じたら、

次のステップアップの仕事を与える。

そうするとまずは、

変化を嫌い拒絶される。

でもやれと言われたらとりあえずやってみる。

案外面白くてやり甲斐を感じる。

スキルアップする。

これが理想。

 

当然だが逆も考えられる。

嫌なのにやらされて、やる気をなくし、

ドロップアウト

 

そうならない指示を与えること。

それは普段から観察してないとわからない。

 

一番興味を示しそうな仕事を探す。

その為には、

部下と二人きりで向き合ってヒアリング。

これやってみたい、が出たらやらせる。

続かないのなら、別の指示を。

その繰り返しで見つけてみよう。

 

以前も述べたが、

部下の長所短所をしっかり把握していないと、

ただ仕事が増えやる気をなくすことになる。

 

いまやる気がイマイチ出てない部下がいたら、

思い切って違う任務を課せてみよう。