ケンジ流 部下の育て方と上司の在り方と接客業と

いかに部下を自分色に染めていくか

39.最終的に部下が自分の分身になる

新卒、新人で入社し、

上司に仕事を教わり、経験を積み、

どんどん成長を遂げていく。

 

出会う上司によって、成長スピードが変わってしまう。

上司として教育する立場の人間は、その責任感を持っているだろうか。

 

企業も新人を預ける事は、カケでもある。

折角の良い人財なのに、辞めてしまったりする。

そうなると大打撃を被ることはわかると思う。

 

経験を積み成長していくのは、部下はもちろんだが、

上司も成長しないと根本的に良くならない。

 

最終的には、

自分の分身を作り、上司を増やしていく。

そしてその上司がまた部下を育てる。

この繰り返しが、生き残れる企業を造れる。

 

そんな覚悟をもって、教育にあたっているだろうか。

私の働いている会社でも、

真剣に教育を行っていない者が散見され、とても残念に思っている。

その部下が一番可愛そうだ。

 

もちろん部下の仕事に対するそもそもの姿勢や態度もそうだが、

それを引き立てることが出来ないのであれば、

上司に向いていない。

人の上に立って仕事をすべきではない。絶対。

 

他人や他責にしているようでは、人は育たない。

業績悪化は部下のせいでは決してなく、

育てられない自分が悪い。絶対。

 

馬鹿みたいにワンワン吠えまくる犬を見て、

犬が馬鹿なのか飼い主が馬鹿なのか、

どっちに考えるだろうか。

人も犬も同じだと思う。

人も犬も利口だ。

 

部下が育ち、何人も育ち、

自分の手が空いたらまた新人を教育する。

エンドレス。

 

自分の分身をたくさん作れば、

他の部署や転職先でも活躍できるだろう。

人生において活躍できるだろう。

 

業績の悪い企業は、社員のせいにする。

業績の良い企業は、上司のせいにする。

 

上司の方は、よーくふかーく考えて見て欲しい。